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報告

山形県在宅医療推進フォーラム2023開催!&やまがた多職種連携チーム“もある(morel)”始動!~その②~

第二部のシンポジウムは、自分たちの足元を見返す意味も込めて「山形県の在宅医療や連携のことを知ろう!」をテーマに村山・庄内・最上・置賜の各地域よりシンポジストとして登壇いただき、それぞれの活動や取り組みをご報告いただきました。

村山地域より、鈴木歯科クリニック(山形市)の歯科医師・鈴木喜之先生。「在宅医療に『歯科』が関わり、地域医療の連携を深めるために」というテーマで、訪問歯科診療の実際と、歯科医師の立場から地域連携への関わりについて。

庄内地域より、NPO法人やまごや(鶴岡市)の作業療法士・平向正包先生。「特定非営利法人やまごやの取り組み~医療的ケアが必要なお子さんへの関わりを中心に~」というテーマで、インクルーシブな社会と仕組みづくりに向けた支援や活動について。

最上地域より、最上糖尿病連携研究会「チームいすいーっす!」の小内医院院長(新庄市)・小内裕先生。「実例で学ぶ医療連携の構築方法(診療所編)」というテーマで、糖尿病専門医という立場から、連携の取り組みとして研究会や糖尿病友の会などの発足等具体的なアプローチについて。

置賜地域より、米沢市立病院(米沢市)の薬剤師・赤尾眞先生。病院の薬剤師という立場からの在宅療養支援と患者さんの生活に視点をおいた薬薬連携の実際について。

また、このシンポジウムのコーディネートを瀬尾医療連携事務所(鶴岡市)の瀬尾利加子さんにお願いし、瀬尾さんの医療連携・多職種連携、また社会連携といった連携づくりの活動や事業について、それぞれご講演いただきました。

 

 これまでに、県内でこれだけ様々な活動が行われているというのを一同に知る機会はなく、報告を聴き、それぞれについて会場参加者とともに意見交換ができたこの時間は『やまがた』という一体感を感じることができた時間でした。

そして今回!このフォーラム実行委員会は“もある(morel)”と命名しました。「〇〇もあるよね。」と、選択肢や可能性を広げる意味からつくられた造語です。このメンバーを中心に、楽しみながら、地域のつながりをつくり、多職種連携とその力を育む活動を行っていく予定です。これからの山形在宅医療の可能性が広がりそうです^^