『山形県薬剤師会ほうもん薬剤師』研修会
2021年5月16日(日)『山形県薬剤師会ほうもん薬剤師』研修会で、当クリニック 医療ソーシャルワーカー五十嵐と院長が講師を務めました。
病気や高齢などさまざまな事情で訪問医療を利用する方が増えています。この中には独居であったり、薬を受け取りに行く家族が近くにいなかったりする方も少なくありません。また、認知機能や身体の機能が衰え適切に薬を管理できない、薬が変更されたことやどのような効果があるのかよくわからない状態のまま飲んでいる人も少なくありません。このような問題を解決するため,現在山形県内でも薬剤師が自宅に伺い、薬の説明や飲み方の説明をおこなう、薬の飲み忘れを予防するためのカレンダーを提供するなどして患者様や御家族のために活動する「ほうもん薬剤師」が増えてきています。
今回このような活動に興味を持っている薬剤師の方々を対象に、地域連携としてどのように多職種が連携しているのかについて実践を交えた内容で五十嵐が講演しました。その後、日頃から訪問診療で実践している薬の利用方法やその意図について院長が講演をしました。終了後の意見交換会でも活発に質疑が飛び交っており,今後この地域で活動する訪問薬剤師が増えていくと良いなと感じました。
研修会は新型コロナウイルス対策として、会場参加型ではなくZOOMを利用たweb参加でおこなわれましたが、まだまだこの形式での講演はなれません。ただ今後は新しい形での研修会が主流にはなっていくのを感じております。
医療法人社団 侑眞 訪問診療クリニックやまがた
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